実践NFTアート:番外編「Nothing Phone (2a) Special Edition review」レビュー

今回は、番外編として購入した「Nothing Phone (2a) Special Edition」のレビュー記事となります。
iPhone4、6…と機種変しながらもiPhone一筋数十年だった自分が脱iPhoneして良かった点や悪かった点など正直な感想をお伝えしようと思います。
自分が購入した「Nothing Phone (2a) Special Edition」について、ざっくり説明すると、2024年4月に発売された「Nothing Phone (2a) 」の追加モデルで数量限定となります。
また「Google Pixel8」の廉価版「Pixel 8a」と同じ様に上位モデルに「Nothing Phone (2) 」があり、「a」が付くモデルは、上位モデルよりリーズナブルな価格で販売されています。
それでは、「Nothing Phone (2a) Special Edition」を実際に使用してみた率直な感想をご紹介していきます。
脱iPhone前は、iPhoneXRを愛用しており、バッテリーの劣化も画面割れもなく、特に不満もありませんでしたので、機種変する気持ちはありませんでした。
なのに、何故機種変したかと言うとデザインを見た瞬間にときめいたからです。
但し、あまりにも個性的過ぎるデザインの為、受け付けない人もいると思います。
多くのスマホがカメラレンズを左上に配置したシンプルなデザインの中、近年のスマホでここまで尖ったデザインは見たことがありません。
ちなみに、ニューヨークの地下鉄の路線図から着想を得て完成した背面のパネルは日本企業の三菱ケミカルグループの「XANTAR Kシリーズ」という特殊ポリカーボネート樹脂が使用されています。
「XANTAR Kシリーズ」は、幅広い用途で使用され、透明性、耐衝撃性、難燃性、耐熱性などに優れているらしく、スマホの素材としては最適だと思います。
とは言え、現在、背面に使用されているのはガラス素材が主流なので、チープに思われる方もいると思いますし、自分も現物を見るまで同じイメージでしたが、実際に手にして見ると全くチープな感じはありませんでした。
それよりも指紋がつきまくるので、カバーを付ける必要があり、この点に関してはマイナス要素となります。
背面で言えば、Nothing Phoneの代名詞で最大の特徴でもある埋め込まれたLEDで通知や音量調整などが視覚的に分かる「Glyphインタフェース」ですが、残念ながら上段部分しか光りません。
価格を考えると背面パネルも含め、十分納得出来ますが、出来れば下段部分にもLEDを採用して欲しかったです。
「Nothing Phone (2a) Special Edition」メリット・デメリット

高コスパのスマホ
そうなんです‼すいません…お伝えするのを忘れていました。
販売価格が異常に安いんです‼
8GB+128GB:49,800円/12GB+256GB:55,800円
Nothing Phone (2a) Special Editionは、12GB+256GBしかありませんが、通常モデルのブラックとミルクは、8GB+128GB、12GB+256GBの両方設定されています。
実は、限定モデルと通常モデルの価格は全く一緒で円安の影響であれもこれも値上がりの時代に財布に優しく、購買意欲を掻き立てられました。
OSが全く違いますが、iPhone15の場合、6GB+128GBと6GB+256GBの差額が15,000円に対して、8GB+128GBと12GB+256GBの差額がなんと6,000円って安すぎませんか?
しかも、メモリも4GB増えての価格なので異常ですよねw
一般的に普段使いなら6GBもあれば十分なので、12GBも必要ないですし、サーバーに自動保存が出来るので端末に保存しておく必要もないので128GBで困ることはないので、15,000円も上がるなら迷うことなくやめときますが、学生にしたら大きいけど社会人だったら6,000円なら大は小を兼ねるしって買ってしまいますよね。
実際に一時期、Nothing Phone (2a) のミルク色でも12GB+256GBは、通知を受けるになっていました。
値段については、円安の影響で軒並み価格が高騰する中、驚きの価格だと思いますし、この機種の最大のメリットではないでしょうか。
ただ、動作の重いゲームをする方やハイスペックを求める方は、そもそもが最初から候補に入らない機種なので魅力を感じないでしょう。
自分は、外観のデザインありきでしたので、値段をみて正直ビックリしました。
同じ機能ぐらいの機種と比べても、やはり安いと思います。
更に言えば、売り切れている可能性もありますが、格安SIMのIIJmioの場合、通常モデルのブラックとミルクの8GB+128GBが一時期は、一括購入が24,800円と破格値でしたが、現在は34,800円とそれでも定価より安く購入出来ます。
高スパのスマホを考えている人には、候補の一つに入れてもいいと思います。
遊び心満載のNothing Phone
次に個人的に気に入った点は、Nothing Phoneの遊び心です。
ゲームをしている方は、馴染みの言葉だと思いますが、隠しコマンドが仕組まれています。
隠しコマンドは聞いたことがなかったけど、イースターエッグとも呼ばれているので、後者は聞いたことがある方もいるかも知れません。
代表的な隠しコマンドと言えば「上上下下左右左右BA」ではないでしょうか?
コナミが発売したファミコン用ゲーム「グラディウス」に組み込まれ、プレイ中にポーズボタンを押し「上上下下左右左右BA」を入力すると、スピードアップやミサイル、バリアなどパワーアップした状態になり、最初からほぼフルオプションでゲームを始める事が出来ます。
近年で言えばGoogle検索の隠しコマンドだったりと色々と隠しコマンドを仕込んでいるので探してみるのも楽しいと思います。
本題のNothing Phoneの隠しコマンドですが、自分が購入したNothing Phone (2a) Special Editionのカラーのアイコンが隠しコマンドによって使用できる用になります。
ただ残念なのは、恐らくですが、Special Editionではなく通常モデルでも使用できることです。
せめて、そこは限定を購入したユーザーの特権にして欲しかったので、個人的にはマイナス要素の一つになります。
細かいところで言うと、アイコンの色は、個別で指定することが出来ずランダムで決定されるところもマイナス要素となります。
マイナス要素として二つあげましたが、発売と同時に限定品にあわしたアイコンを設定する所は、演出的には申し分なく、遊び心を取り入れる企業方針は購入して良かった点でもあります。
また、アイコンで言えば、NothingPhoneのロゴと同じタッチのアイコンに変更可能で画面を見ただけでNothingPhoneって判別出来る程、細部までデザインにこだわっている点も高評価の理由でもあります。
自分が脱iPhoneして良かったと思える大きな部分は上記となりますが、細かい点で言うと数があり過ぎるのでピックアップして紹介します。
・6.7インチの大画面サイズなのにそこまで重さを感じない。
・バッテリーが5000mAhと大容量且つ急速充電に対応している。
・パッケージが箱菓子の様な作りになっている。
・ベゼルが上下左右すべて同じ4辺均等になっている。
・カメラ部分を上にして置くだけでマナーモードになる。
他にも色々とありますがキリがないのでこの辺にしときます。
果たして購入して良かったのか?

確かに何十年間もiPhoneを使用していたので、正直、OSの全く違う機種への変更に不安はありましたし、自分が知らなかっただけかもわかりませんが、全く知らない企業の商品を購入する不安も当然ありました。
スマホの中では安い価格ではありますが、使いにくかったら買い替えればいいやって簡単に言える金額ではありませんし、まして、使用中のiPhoneが故障しているわけでも不満があるわけでもなかったので、今すぐ購入する必要はありませんでした。
不安と必要性を考慮すると買わなくてよくない?って誰もが思うと思いますし、自分もそう思いますw
しかも、デザインと限定品ってだけで購入を決定するなんて、無謀にもほどがありすぎて、さぞ後悔していると思いますよね?
忖度無しで正直な気持ちを言いますが、機種変して約二週間ですが、OSの違いには慣れが必要だと思います。
それよりも、説明書が付属されていないので、疑問の度にWebを開く必要があり、その作業が非常に面倒くさく一番のマイナス要素です。
但し、ここについては、Nothing Phone (2a)に限らず、世界的な流れでもあるペーパーレス化とコストカットで仕方ない部分ではあるので、後悔まではいきませんが、ため息の連発でした。
それ以外は、特に不満も無く、購入して良かったと思います。
勿論、今後使用していくうちに色々と問題点や不満も出てくる可能性はありますが、現段階では、脱iPhoneする前の不安要素も一切なく、購入を検討している方にはおススメできる一台だと思います。
今回は、実際に「Nothing Phone (2a) Special Edition」使用した感想をまとめてみました。
最後までお読み頂きありがとうございました!
次回は、「Nothing Phone (2a) Special Edition」と同時に購入した商品を使用してみた感想をお伝えしようと思います。