実践NFTアート:Adobeイラレでロゴ・バナー・アイキャッチを描いてみよう

前回は、NFTアートの適切な画像サイズについて説明しました。

今回は、実際に「KABUKI CREW」のロゴ、バナー、アイキャッチ画像を制作していきます。

先ずは「KABUKI CREW」のロゴから制作していきます。

ロゴ【推奨サイズ:350×350pixel】

コレクションのロゴについては、以前に制作していましたので「OpenSea」の推奨サイズである「350×350pixel」の正方形にロゴを配置するだけの簡単作業となります。

バナー【推奨サイズ:1400×350pixel

何故、漫画をモチーフにしたの?

「KABUKI CREW」のコンセプトが歌舞伎と黒人文化の融合なので、日本文化を代表する漫画をモチーフにしました。

東京オリンピックの開会式の入場行進で各国のプラカードにデザインされる程、日本を代表する文化となった漫画をモチーフにすることは直ぐに決定したのですが、実際にバナーの制作に取りかかると思った以上に時間がかかりました。

プラカードは漫画の吹き出しがモチーフでしたが「KABUKI CREW」は漫画のコマ割りを採用しました。

作業の順番は、コマ割りをしてからイラストを配置していきます。

「OpenSea」の推奨サイズが「1400×350pixel」と極端な横長のサイズということもあり、縦線は横幅が簡単に取れるので気にすることなく引けますが、横線は三本引くと1コマが小さくなり何のイラストかわからなくなるので全体のバランスと配置するイラストをイメージしながらの作業は結構大変でした。

イメージしながら制作するのが当たり前になっていますが、セオリー通りラフを描いてから作業すればスムーズに進めることが出来るのでしょうが…w

アイキャッチ【推奨サイズ:600×400pixel

アイキャッチの「OpenSea」の推奨サイズが「600×400pixel」で先程のバナーの極端な横長ではありませんので制作しやすかったです。

先程、厄介なコマ割りを経験したばっかりなので余計に楽に感じましたw

これでNFTアート以外の画像が完成しました。

OpenSea「KABUKI CREW」のトップページ

OpenSea「KABUKI CREW」の実際のページが上記になります。

ご覧の通り「KABUKI CREW」のトップページに先程制作したロゴとバナーが配置されています。

X(旧Twitter)「KABUKI CREW」のトップページ

ちなみにX(旧Twitter)「KABUKI CREW」の実際のページが上記になります。

キャラクーではなく、HIP-HOPの四大要素をアイテムで表現したイラストを配置しています。

マイク以外は各チームのロゴを落とし込んでいますが、全体のバランスを考え本来五チームですが四チームにしています。

今回は、イラストレータでロゴ、バナー、アイキャッチを描く作業をまとめてみました。
最後までお読み頂きありがとうございました!

次回から車両のイラストを描いていきます