実践NFTアート:Adobeイラレでチーム・カーを描いてみよう(6)

前回に引き続き今回も「KABUKI CREW」のチーム車両を描いていきます。
6回目のイラストレーターでチーム車を描こうの記事となります。
今回は「Black Moon(新月)」と「White Night(白夜)」の車両を各一台づつ描きます。
これにより「KABUKI CREW」のチーム車両が全五チーム各四台構成となります。
それでは、チーム車両を描いていきます。
先ずは、チーム車両のベースとなる車種の選別作業を行います。
ベース車両は、BMC「Mini」に決定
今回は、BMWが手掛ける前のクラシックミニと呼ばれているBMC「Mini」をベースに描いていきます。
チーム「Black Moon(新月)」の車両となります。
BMC Miniのイラスト完成

第十九弾となるBMC「Mini」のイラストが完成しました。
「Black Moon(新月)」のチームカラーのボディにボンネット全面に隈取を配置、隈取とミラー、ルーフの色は、ロゴの三日月部分の色にしました。
今回、何故BMC「Mini」をベースに選択したかというと、現在のBMWミニが誕生するまでの41年間モデルチェンジを行うことなく生産し続けてきた拘りと伝統が「KABUKI CREW」のコンセプトに合っていると感じたことが理由です。
伝統を重んじているからか確認はしていませんが、フルモデルチェンジを行っても以前と同じ様なデザインが受け継がれています。
賛否両論あると思いますが、個人的にはフルモデルチェンジして良かったと思う点はボディサイズの拡大です。
軽自動車の規格より小さいのに税金は軽自動車より高いって何となく嫌じゃないですか?w
小さいと言っても、ホンジャマカの石塚さんが運転できるので思った以上に室内は広い気がします。
ベース車両は、TOYOTA「2000GT」に決定
今回は、大人気シリーズの映画「007は二度死ぬ」でボンドカーに使用されたTOYOTA「2000GT」をベースに描いていきます。
チーム「White Night(白夜)」の車両となります。
TOYOTA「2000GT」のイラスト完成

第二十弾となるTOYOTA「2000GT」のイラストが完成しました。
「White Night(白夜)」のロゴと同じ様にセンターラインで白色と黒色に塗り分けたボディカラーにロゴマークを配置しました。
映画「007は二度死ぬ」で使用されたTOYOTA「2000GT」は特別仕様のオープンカーだったのですが「White Night(白夜)」仕様はしっかり屋根がついています。
本当はオープンカーを描きたかったのですが、Cadillac「XLR」の時と同じで正面のイラストではオープンカーが伝わらないので断念しました。
サイドからのイラストを描くことがあれば挑戦したいと思います。
今回で全チームの車両が四台で統一されました。
前回もお話しましたが、出来れば全チーム五台にしたいとは思っています。
ただ、車のイラストは結構大変で、キャラクターを描く時と同じように軽い気持ちでイラストレーターを立ち上げることが出来ません。
何がキャラクターと違うかと言うと、完成されたものを自分のタッチで表現する必要があるからです。
自分らしさを出しながら既存の形を残すのが難しく苦労するので中々気軽に描くことが出来ず躊躇してしまいます。
試したことはありませんが、恐らくベース車両を決めず想像だけで描く方が楽な気がします。
想像っていってもある程度既存の形になると思うので、〇〇っぽいとか〇〇のパクリとか言われるのでしょうが…w
もう一つ予定しているのが、キャラクターと車両をセットにしたイラストです。
折角、頑張って二十台も描いたのでキャラクターと組み合わせたイラストを描こうと思っていますので、描き終えましたらブログで発表したいと思います。
今回はイラストレータで車両を描く作業をまとめてみました。
最後までお読み頂きありがとうございました!
次回は、特別編として「実践デザインの仕事」について書いていきます。