実践NFTアート:Adobeイラレでキャラ画を描いてみよう(25)

今回はNFTアート用「KABUKI CREW」のキャラクターデザインについてです。

25回目のイラストレーターでキャラクター画像を描こうの記事となります。

前回までにHIP-HOPの四大要素其々のイメージアイテムを擬人化したキャラクター「ターンテーブル」「ラジカセ」「スプレー缶」「マイクロフォン」のキャラクターを制作しました。

今回は「ラップ(MC)」のイメージアイテム「マイクロフォン」を擬人化したキャラクターの制作過程をより深堀していきます。

自分はラフを描く作業を行っていませんので、いきなりイラレで描き始めます。

とは言え、誤解を招きそうなので一応説明すると、頭の中で大まかなイメージは描きます。

極々たまにですが「ラフを描かずに作業するってことは、一切何も考えずに描き始めるんですね?」とか言われるので説明させていただきましたw

特にデジタルアートに移行してからは、クライアントと打ち合わせしながら方向性を確認する作業として目の前でラフは描きますが、それ以外はほぼ描いていません。

話がそれましたが、他にも細かい条件はありますが大きく分けると、今回制作する条件は下記の4つとなります。

キャラクターデザインの条件

1.HIP-HOPの四大要素其々のイメージアイテムを擬人化したキャラクター

2.「KABUKI CREW」内のキャラクター

3.「ラップ(MC)」のイメージアイテム「マイクロフォン」を擬人化したキャラクター

4.全五チーム分制作

以上の条件から一番気を付ける必要があるのは「KABUKI CREW」のキャラクターデザインの統一感です。

例えば、サザエさんの世界観にゴルゴ13が入ってきたらおかしいですよね?

当然、敢えて違和感を取り入れる手法もありますが、一般的に考えるとキャラクターが浮いてしまって話が入ってきません。

今まで描いてきた「KABUKI CREW」の全キャラクター、車両から適当に二点選んで並べても違和感はなく同シリーズのキャラクターとして認知できると思います。

キャラクターデザインの統一

デザイン案A

統一感あるキャラクターデザインを考え、HIP-HOPの四大要素の一つグラフィティのイメージアイテム「スプレー缶」を擬人化したキャラクターをベースに描いたのがデザイン案Aとなります。

服装はチーム「Red Angels(赤い天使)」のキャラクターですので、チームロゴが入ったセットアップとなります。

マイクロフォンのベース色ですが、個人的に白、黒、シルバーの三色のイメージがあり、中でもシルバーについては有線マイクのイメージが強く黒色にしました。

後日、偶然ミュージシャンのライブ映像を見る機会があり、グループのメンバーカラーに合わせたカラフルなマイクを持っていましたので、NFTアートに出品する際はチームカラーに変更する可能性はあります。

デザインの仕事をしていると、先程のメンバーカラーのマイクの様に制作した後にアイデアが閃くこともあり、校了前であればクライアントに提案することも可能ですが、校了後の場合は申し訳ございませんって気持ちになります。

但し、制作中に閃かなかっただけで決して手抜きではないですし、制作時のタイミングで一番ベストなデザインを提出しています。

キャラクターデザインの校正と訂正

デザイン案B

デザイン案Aは、統一感という部分では全く問題ありません。

但し、マイク本体と目の色が黒色のため分かりにくく修正もしくはデザイン変更する必要があります。

現在のデザインを活かす場合の主だった修正方法は下記の三通りだと思います。

修正する場合の作業例

1.マイクロフォンのベース色を黒色以外にする。

2.目の色を黒色以外にする。

3.目のパーツのみ外して隈取は残す。

作業時間を考えるとデザインを変更するより修正する方が断然早く1.2.3.のどれを選択しても三分以内に完了します。

簡単な作業なので全部行ってみましたが、納得いく仕上がりにはなりませんでしたのでデザインを変更しました。

隈取を上に移動した際にマイクの高さが気になったのでバランスを考えて縮めました。

キャラクターデザインの決定

デザイン案C

大幅にデザイン変更を行い完成形に近づいたのですが「KABUKI CREW」の他のキャラクターと比べると高さが目に止まるので思い切って削除することにしました。

今回は実際に描いたキャラクターを元に「ラップ(MC)」のイメージアイテム「マイクロフォン」を擬人化したキャラクターデザインの制作から決定するまでの流れを記事にしました。

完成までに三種類制作しましたが他のキャラクターも一発OKは極々僅かで殆どが大なり小なり修正やデザイン変更を行っています。

しかも、完成後にミュージシャンの映像を見てマイク本体の色を「KABUKI CREW」のチームカラーにする案が浮かぶというおまけ付きです。

NFTアートに出品するかしないか未決定の段階でしたので修正も変更も出来ますので恐らくデザイン案Dが誕生すると思います。

単純にマイク本体の色を変更するのか大幅に変更するのかは作業してみないとわかりませんが結局変更なしの可能性もありますので楽しみにお待ちください。

今回はイラストレータでキャラクターを描く作業を深掘りしてみました。
最後までお読み頂きありがとうございました!

次回はマイクロフォンの擬人化キャラクター結局変更した?しない?についてです。

実践NFTアート:Adobeイラレでキャラ画を描いてみよう(24)

今回もNFTアート用「KABUKI CREW」のサブキャラクターを描いていきます。

24回目のイラストレーターでキャラクター画像を描こうの記事となります。

前回までにHIP-HOPの四大要素其々のイメージアイテムを擬人化したキャラクター「ターンテーブル」「ラジカセ」「スプレー缶」の三種類のキャラクター画像を制作しました。

今回で四大要素のキャラクターは完成となります。

それでは「ラップ(MC)」のイメージアイテム「マイクロフォン」を擬人化したキャラクター画像を制作していきます。

イメージアイテムを擬人化したキャラクターのためベースにする人物は必要ありませんので、早速イラレで描いていきます。

Rap(MC)×Microphone×Red Angels

今回はRap(MC)のイメージアイテム「Microphone(マイクロフォン)」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「Red Angels(赤い天使)」ロゴが入ったセットアップとなります。

MC Redのキャラ画完成

「MC Red」のキャラ画が完成しました。

「Red Angels(赤い天使)」のチームカラーである赤色のマイクロフォンにロゴマークを配置しました。

Rap(MC)×Microphone×Blue Devils

今回はRap(MC)のイメージアイテム「Microphone(マイクロフォン)」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「Blue Devils(青い悪魔)」ロゴが入ったセットアップとなります。

MC Blueのキャラ画完成

「MC Blue」のキャラ画が完成しました。

「Blue Devils(青い悪魔)」のチームカラーである青色のマイクロフォンにロゴマークを配置しました。

Rap(MC)×Microphone×Black Moon

今回はRap(MC)のイメージアイテム「Microphone(マイクロフォン)」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「Black Moon新月)」ロゴが入ったセットアップとなります。

MC Blackのキャラ画完成

「MC Black」のキャラ画が完成しました。

Black Moon新月)」のチームカラーである黒色のマイクロフォンにロゴマークを配置しました。

Rap(MC)×Microphone×White Night

今回はRap(MC)のイメージアイテム「Microphone(マイクロフォン)」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「White Night(白夜)」ロゴが入ったセットアップとなります。

MC Whiteのキャラ画完成

「MC White」のキャラ画が完成しました。

「White Night(白夜)」のチームカラーである白色のマイクロフォンにロゴマークを配置しました。

Rap(MC)×Microphone×Green Light

今回はRap(MC)のイメージアイテム「Microphone(マイクロフォン)」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「Green Light(青信号)」ロゴが入ったセットアップとなります。

MC Greenのキャラ画完成

「MC Green」のキャラ画が完成しました。

「Green Light(青信号)」のチームカラーである緑色のマイクロフォンにロゴマークを配置しました。

 

実は、今回マイクロフォンを擬人化したキャラクターデザインを三種類制作しました。

その中から選んだデザインが今回ご紹介したデザインとなります。

泣く泣くボツにしたキャラクターデザインについては、次回書こうと思います。

 

今回でHIP-HOPの四大要素其々のイメージアイテムを擬人化したキャラクターは完成しました。

現段階ではチームカー同様にNFTアートに出品するか未定ですが、出品する際は当ブログやX(旧Twitter)でお知らせしようと思います。

今回はイラストレータでキャラクターを描く作業をまとめてみました。
最後までお読み頂きありがとうございました!

次回は泣く泣くボツにしたキャラクターデザインについてです。

実践NFTアート:Adobeイラレでキャラ画を描いてみよう(23)

今回もNFTアート用「KABUKI CREW」のサブキャラクターを描いていきます。

23回目のイラストレーターでキャラクター画像を描こうの記事となります。

前回までにHIP-HOPの四大要素其々のイメージアイテムを擬人化したキャラクター「ターンテーブル」と「ラジカセ」の二種類のキャラクター画像を制作しました。

それでは、実際にグラフィティのイメージアイテム「スプレー缶」を擬人化したキャラクター画像を制作していきます。

イメージアイテムを擬人化したキャラクターのためベースにする人物は必要ありませんので、早速イラレで描いていきます。

Graffiti×Spray Can×Red Angels

今回はGraffitiのイメージアイテム「Spray Can(スプレー缶)」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「Red Angels(赤い天使)」ロゴが入ったセットアップとなります。

Graffiti Redのキャラ画完成

「Graffiti Red」のキャラ画が完成しました。

「Red Angels(赤い天使)」のチームカラーである赤色のスプレー缶にロゴマークを配置しました。

Graffiti×Spray Can×Blue Devils

今回はGraffitiのイメージアイテム「Spray Can(スプレー缶)」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「Blue Devils(青い悪魔)」ロゴが入ったセットアップとなります。

Graffiti Blueのキャラ画完成

「Graffiti Blue」のキャラ画が完成しました。

「Blue Devils(青い悪魔)」のチームカラーである青色のスプレー缶にロゴマークを配置しました。

Graffiti×Spray Can×Black Moon

今回はGraffitiのイメージアイテム「Spray Can(スプレー缶)」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「Black Moon新月)」ロゴが入ったセットアップとなります。

Graffiti Blackのキャラ画完成

「Graffiti Black」のキャラ画が完成しました。

Black Moon新月)」のチームカラーである黒色のスプレー缶にロゴマークを配置しました。

Graffiti×Spray Can×White Night

今回はGraffitiのイメージアイテム「Spray Can(スプレー缶)」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「White Night(白夜)」ロゴが入ったセットアップとなります。

Graffiti Whiteのキャラ画完成

「Graffiti White」のキャラ画が完成しました。

「White Night(白夜)」のチームカラーである白色のスプレー缶にロゴマークを配置しました。

Graffiti×Spray Can×Green Light

今回はGraffitiのイメージアイテム「Spray Can(スプレー缶)」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「Green Light(青信号)」ロゴが入ったセットアップとなります。

Graffiti Greenのキャラ画完成

「Graffiti Green」のキャラ画が完成しました。

「Green Light(青信号)」のチームカラーである緑色のスプレー缶にロゴマークを配置しました。

今回で全五チームのスプレー缶のキャラクター画像は完成しました。

次回はマイクロフォンのキャラクター画像を描いていきます。

今回はイラストレータでキャラクターを描く作業をまとめてみました。
最後までお読み頂きありがとうございました!

次回も「KABUKI CREW」のサブキャラクターを描いていきます

実践NFTアート:Adobeイラレでキャラ画を描いてみよう(22)

前回、前々回と番外編でしたが、今回はNFTアート用「KABUKI CREW」のサブキャラクターを描いていきます。

22回目のイラストレーターでキャラクター画像を描こうの記事となります。

今回もHIP-HOPの四大要素其々のイメージアイテムを擬人化したキャラクターを描いていきます。

それでは実際にターンテーブルとラジカセの二種類のキャラクター画像を制作していきます。

イメージアイテムを擬人化したキャラクターのためベースにする人物は必要ありませんので、早速イラレで描いていきます。

DJ×Turntable×Black Moon

今回はDJのイメージアイテム「Turntable(ターンテーブル)」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「Black Moon新月)」ロゴが入ったセットアップとなります。

DJ Blackのキャラ画完成

「DJ Black」のキャラ画が完成しました。

ターンテーブルのレコード部分に「Black Moon新月)」のロゴと同じ隈取を配置しました。

Breakdancing×Boombox×Red Angels

今回はブレイクダンスのイメージアイテム「ラジカセ」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「Black Moon新月)」ロゴが入ったセットアップとなります。

Breakin' Blackのキャラ画完成

「Breakin' Black」のキャラ画が完成しました。

Black Moon新月)」のチームカラーである黒色のボディに白色で隈取を引きました。

セットアップの色を通常の黒ベースから反対色の白色に変更しました。

DJ×Turntable×White Night

今回はDJのイメージアイテム「Turntable(ターンテーブル)」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「White Night(白夜)」ロゴが入ったセットアップとなります。

DJ Whiteのキャラ画完成

「DJ White」のキャラ画が完成しました。

ターンテーブルのレコード部分に「White Night(白夜)」のロゴと同じ隈取を配置しました。

Breakdancing×Boombox×White Night

今回はブレイクダンスのイメージアイテム「ラジカセ」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「White Night(白夜)」ロゴが入ったセットアップとなります。

Breakin' Whiteのキャラ画完成

「Breakin' White」のキャラ画が完成しました。

「White Night(白夜)」のチームカラーである白色のボディに黒色で隈取を引きました。

DJ×Turntable×Green Light

今回はDJのイメージアイテム「Turntable(ターンテーブル)」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「Green Light(青信号)」ロゴが入ったセットアップとなります。

DJ Greenのキャラ画完成

「DJ Green」のキャラ画が完成しました。

ターンテーブルのレコード部分に「Green Light(青信号)」のロゴと同じ隈取を配置しました。

Breakdancing×Boombox×Green Light

今回はブレイクダンスのイメージアイテム「ラジカセ」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「Green Light(青信号)」ロゴが入ったセットアップとなります。

Breakin' Greenのキャラ画完成

「Breakin' Green」のキャラ画が完成しました。

「Green Light(青信号)」のチームカラーである緑色のボディに白色で隈取を引きました。

ラジカセをキャラクター化するためにパーツの比率や配置場所など多少変更しました。

今回で全五チームのターンテーブルとラジカセの二種類のキャラクター画像は完成しました。

次回からマイクロフォンとスプレーの二種類のキャラクター画像を描いていきます。

今回はイラストレータでキャラクターを描く作業をまとめてみました。
最後までお読み頂きありがとうございました!

次回も「KABUKI CREW」のサブキャラクターを描いていきます

実践NFTアート:特別編「実践デザインの仕事」2

今回も引き続き特別編「実践デザインの仕事」についての記事となります。

自分が実際に経験して思ったことや感じたことなので、あくまで個人的な感想ですので軽い気持ちで読んでいただけると幸いです。

前回は一流メーカーのエアロパーツやアルミホイールのデザインと同じものを○○タイプとして生産、販売する会社に転職したところまでお話させていただきました。

自分的には凄くやりがいもあり働きやすい環境だったのですが、車自体の販売台数の減少に比例して自動車をドレスアップする人口も減少したため残念ながら会社が倒産してしましました。

今でもたまに販売していたエアロやホイールを付けた車を見ると懐かしい気持ちになります。

次に就職したのが輸入車ディーラーで前職に続いて自動車業界に就職した理由は、単純に自動車が好きってことがあります。

ただ、一番好きな輸入車メーカーかと聞かれると困りますw

この会社の社長及び副社長には大変お世話になりましたし仕事の幅を広げてもらいましたので感謝しかありません。

仕事内容は、企画から制作まで多岐にわたる仕事でしたが能力的にも一番伸びた気がします。

何が大変だったかと言うと、月に一回顧客に発送するDMを制作することです。

分かりやすく言うと、A4サイズ両面を使った新聞です。

フルモデルやマイナーチェンジが出るタイミングだと四分の一は埋めれますが、毎月発売されることはありませんし、イベント情報ばっかり乗せると結局宣伝かよってなるので掲載内容には気を使いました。

制作会社の場合、原稿をクライアントからもらって紙面を組んでいくだけですが、記事から制作まで一人で行うので自然にスキルアップすることが出来ました。

最も伸びたのがコミュニケーション能力で、やはり一人で考えるには限界がありますので他の部署にお願いすることもあります。

そこで必要なってくるのが人間関係で通常の業務以外のことをお願いするので「それぐらいそっちで考えろ」とか「忙しいから無理」など言われてもおかしくありません。

自分も逆の立場なら同じように思うかもしれません。

「同じ会社なんだから普通に協力してくれるでしょ」って意見の方もいると思います。

あくまで個人的意見ですが、レアケースだと思います。

時には社内営業も必要で関係性を築く上でコミュニケーション能力が求められます。

制作だけに限って言えば一人で十分出来ますが、紙面作り以外にも企画や販促、アイデアなど一人では出来ない様々な場面でコミュニケーション能力が必要不可欠で、この時期に一気に伸びた気がします。

そして最後の転職が広告代理店になります。

印刷会社の時は、孫請け中心の仕事でしたが、代理店になると殆どが直受けの仕事となります。

ヒエラルキーの上位層になるとなったで色々と問題が出てきます。

どこの業者に仕事を依頼するのか下請けの選別です。

上位層になって初めて知ってビックリしたのが、下請け業者が質か金額かの二択しかないことです。

こればかりは他の広告代理店に就職したことがありませんので、偶々自分の会社の取引業者がそうだったのか、実際は丁度真ん中って業者も存在するのかはわかりません。

世の中的にも本当にそうなのか意見を聞きたいぐらい制作会社、カメラマン、モデルなど、どの業種もキレイに二択に分かれています。

カメラマンだけですが金額の中にスピードも含まれています。

ただ、これも偶々なのか不明ですが、質が悪いところに限って変にプライドが高いです。

あくまで自分が実際に接してみた個人的感想なんで誤解のないようお願いします。

広告予算をしっかり取ってくれているから値段が高くても品質を選択するってことではなく、撮影する商品が20点ある場合は、メインビジュアルは品質、物撮りは価格の安いカメラマンなど一つの紙面の中でも使い分けます。

ただ使い分ける際に気を付けないといけないことがラフ案をしっかり制作してデザインの方向性をしっかり伝えないと統一の無い紙面に仕上がってしまうからです。

前回、今回と二回に分けて「実践デザインの仕事」と題して自分の体験談を記事にしましたが、転職してもラッキーなことに自分の得意分野を生かすことが出来ました。

ある程度、面接時に持参するポートフォリオで自分の現在の技術レベルを示せると思いますし、応募した企業に対して自分が入社したらこんな事が出来ますってアピールするアイテムにもなりますので、是非制作してみてください。

ポートフォリオについてはまた別の機会に詳しく書いていこうと思いますので楽しみにお待ち下さい。

今回は特別編として「実践デザインの仕事」についてまとめてみました。
最後までお読み頂きありがとうございました!

次回は「KABUKI CREW」のキャラクターと車両のセットを描いていきます

実践NFTアート:特別編「実践デザインの仕事」1

今回は特別編「実践デザインの仕事」についての記事となります。

自分が実際に経験して思ったことや感じたことなので、トップクリエイターのように読んでためになる話ではありませんが暇つぶし程度に読むには丁度いいと思います。

世の中に6Bの鉛筆が存在することを知った日から話していくと六法全書並みにページが必要な気がしますので、今回は初めてデザインの現場に足を踏み入れた社会人デビューからお話させていただきます。

専門学校でイラストレーターとフォトショップ時々シェードの割合で学んだのでAdobe社の二大看板ソフトについては特に苦手意識もなく、むしろ得意な方でした。

Webや3DCGデザイナーより紙媒体中心の企業が向いていると判断して印刷会社に就職しました。

地方の制作会社あるあると思いますが、殆どが定期的な仕事で突発的な仕事はあまりありません。

なので、定期の仕事を受け継ぐ時は、担当者が退職する時です。

因みに、自分が初めてした仕事は、DMの封筒の日付を打ち換えるだけの作業でした。

毎年開催しているイベントで既にベースがあるので簡単に終わる作業です。

中身の部分は、勿論ベテランの方が制作します。

就職して定期的な仕事を受け持つまでは待つ時間が本当に苦痛でしたw

後輩を育てるという部分では、任せるってことも非常に大切なんですが、自分もそうなんですか、他人に頼むより自分で作業した方が、早く間違いも少ないのでついつい自分で行ってしまいます。

特に印刷会社に来る仕事は、孫請けが多く安い上に納期がないが当たり前で、今なら間違いなくパワハラだと訴えれるぐらい強烈な取引先が結構いて「仕事ふってやってんだから」「出来ないなら、他に頼むから」など圧力をかけてくるのが当然と思っている人間ばっかりでした。

納期がないのもパワハラされるのも百歩譲って我慢できますが、面倒くさいのが孫請けの仕事だけに、頂いた原稿に間違いでは?って思う箇所があった場合、直接大元のクライアントに確認すれば一分で終わる内容だったとしても無駄に時間がかかることです。

最も最悪なケースが、大元のクライアントの意向が一次請け、二次請け…と間に色々な人間が入ることで伝言ゲームでよくあるニュアンスがズレてくる現象が起きることです。

その結果、時間かけて制作したデザインが全部丸々やり直しってこともあります。

仕事もそれなりに大変でしたが、それ以上に大変だったのが宗教問題でトップの社長から幹部クラス、役職のついた人は漏れなく○○学会員で構成されていました。

選挙になると、上司の車に相乗りして期日前投票に連れていかれたり、仕事終わりに会合に連れて行かれたりします。

この時点で相当ヤバい会社ですが、当時の自分は野心もあり一つでもポジションを上げたいとの思いから、自分も入信しました。

入信した途端に、社長から就職祝いとして仏壇を戴きましたw

恐ろしいことに入信した途端、隣の町の信者さんが○○新聞の加入書類を持参して自宅に来ました。

恐るべし学会員の連絡網w

勿論、この印刷会社を辞めると同時に退会しましたし仏壇もたたき返しました。

とは言え、初めて就職した先がヒエラルキーで言えば、ほぼ最下層の印刷会社だったこともあり、精神的にはかなり鍛えられました。

次に就職したのが、自動車のパーツを制作販促する会社です。

但し、かなりグレーな会社で、世の中で売れているメーカーのエアロやホイールのデザインと同じものを○○タイプとして販売する会社でした。

例えば、AMGの場合はAタイプ、BRABUSはBタイプと言った感じです。

自分が担当していたのが、会社の商品を売り込む際に必要な販促ツールを制作していました。

自分が入社するまで、専門的な部署をなかったのですが、面接の時にホームページにイメージ画像が掲載されていなかったので、ポートフォリオとして制作していったら気に入ってもらい新たに部署を作っていただきました。

今まで販促ツールがなかったので営業には非常に感謝されましたし、孫請けばかりの印刷会社と違い営業に直接現場の声を聴いたものを反映できるので、ターゲット層にあった内容でツールを制作することが出来ました。

偶々売れ筋商品だったのか制作したツールがよかったのか検証していないのでわかりませんが、売上が伸びたこともあり新部署を作ってまで自分を入社させた上司にはかなり喜んでもらえました。

現場の生きた声を直接聴くことは結構重要で、大組織になるにつれて広告担当と現場の意見に差が出てきます。

広告担当の全ての人間がそうではありませんが、やはりお金をかけて広告をつくっている以上、広告掲載商品が売れたかどうか費用対効果をキチンと出すべきですが、会社に言われたから担当しているだけってスタンスの方が正直結構います。

本来は売りたい商品や広告に掲載すると売れる商品など戦略を考えた上で掲載する商品を選別する必要がありますが、原稿を出すのが仕事になっていて効果の薄い広告になっているケースが多いです。

どうしてそう思うかと言うと、広告を担当させて貰ったからには、当然結果か気になりますので、必ず「広告の反応どうでしたか?」って聞くのですが、返ってくる答えである程度判断できます。

現場の人間が原稿を出した時は、明確な答えをしてくれますし、次回はこうした方がいいなど次のことまで考えています。

今回はこの辺で終わりたいと思いますが、次回も自分が体験して感じたことをお話したいと思います。

今回は特別編として「実践デザインの仕事」についてまとめてみました。
最後までお読み頂きありがとうございました!

次回も引き続き特別編「実践デザインの仕事」について書いていきます

実践NFTアート:Adobeイラレでキャラ画を描いてみよう(21)

今回はNFTアート用「KABUKI CREW」のサブキャラクターを描いていきます。

21回目のイラストレーターでキャラクター画像を描こうの記事となります。

当初のコンセプトよりチーム数も増えた結果、65人のキャラクターが誕生しました。

今回は、HIP-HOPの四大要素其々のイメージアイテムを擬人化したキャラクターを描いていきます。

四大要素は定義が確りとあり全く問題ありませんが、イメージアイテムの場合は特に個々で捉えるイメージが違いますし範囲が広すぎるので個人的にイメージするアイテムを選択しました。

HIP-HOPの四大要素とイメージアイテム

1.ラップ(MC):マイクロフォン

2.DJ:ターンテーブル

3.ブレイクダンス:ラジカセ

4.グラフィティ:スプレー

勿論、キャラクターにする以上は全チーム描いていきますが、車両同様にNFTアートに出品するかは現段階では未定です。

今回も急な思い付きで描くことを決定したので、当然キャラクター名は一切考えていませんw

一応キャラクター名を付けましたが、NFTアートに出品する際は変更する可能性もありますのでご了承ください。

それでは実際にターンテーブルとラジカセの二種類のキャラクター画像を制作していきます。

通常の「KABUKI CREW」のキャラクターの場合、Adobeイラストレーターで描く前にキャラクターのベースを決定する必要があり情報収集にかなりの時間を費やします。

但し、今回はイメージアイテムを擬人化したキャラクターのためベースにする人物は必要ありませんので、早速イラレで描いていきます。

DJ×Turntable×Red Angels

今回はDJのイメージアイテム「Turntable(ターンテーブル)」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「Red Angels(赤い天使)」ロゴが入ったセットアップとなります。

DJ Redのキャラ画完成

「DJ Red」のキャラ画が完成しました。

ターンテーブルのレコード部分に「Red Angels(赤い天使)」のロゴと同じ隈取を配置しました。

Breakdancing×Boombox×Red Angels

今回はブレイクダンスのイメージアイテム「ラジカセ」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「Red Angels(赤い天使)」ロゴが入ったセットアップとなります。

Breakin' Redのキャラ画完成

「Breakin' Red」のキャラ画が完成しました。

「Red Angels(赤い天使)」のチームカラーである赤色のボディに白色で隈取を引きました。

ラジカセをキャラクター化するためにパーツの比率や配置場所など多少変更しました。

スピーカーを目と思って見ていただくと、カセットテープが鼻、再生や早送りなどのボタン部分が歯に見えてきませんでしょうか?

個人的には単体で見た場合は違和感なくラジカセと判断できるし、二頭身と組み合わせると多少の違和感はあるもののギリギリキャラクター感が出ている気がするのですが…w

DJ×Turntable×Blue Devils

今回はDJのイメージアイテム「Turntable(ターンテーブル)」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「Blue Devils(青い悪魔)」ロゴが入ったセットアップとなります。

DJ Blueのキャラ画完成

「DJ Blue」のキャラ画が完成しました。

ターンテーブルのレコード部分に「Blue Devils(青い悪魔)」のロゴと同じ隈取を配置しました。

Breakdancing×Boombox×Blue Devils

今回はブレイクダンスのイメージアイテム「ラジカセ」を擬人化したキャラクターを描いていきます。

服装は「Blue Devils(青い悪魔)」ロゴが入ったセットアップとなります。

Breakin' Blueのキャラ画完成

「Breakin' Blue」のキャラ画が完成しました。

「Blue Devils(青い悪魔)」のチームカラーである赤色のボディに白色で隈取を引きました。

ラジカセをキャラクター化するためにパーツの比率や配置場所など多少変更しました。

スピーカーを目と思って見ていただくと、カセットテープが鼻、再生や早送りなどのボタン部分が歯に見えてきませんでしょうか?

個人的には単体で見た場合は違和感なくラジカセと判断できるし、二頭身と組み合わせると多少の違和感はあるもののギリギリキャラクター感が出ている気がするのですが…w

今回はイラストレータでキャラクターを描く作業をまとめてみました。
最後までお読み頂きありがとうございました!

次回も「KABUKI CREW」のサブキャラクターを描いていきます