NFTアートを始めることはいいと思いますが、ちゃんと理解していますか?
も、も、勿論知って…いま…せん。
NFTアート用のイラストを描く描かない以前の問題で、NFTアートについて全く知らな過ぎました。
実はNFTアートについて知ってることが三つしかありませんでした。
1.取引所の口座開設が必要
2.小学生の描いたイラストが高額
3.猿をモチーフにしたイラストとドット画が大人気
NFTアートを知っている方からしたら、1.は当然のことですし、2.3.はいつの時代の話⁈って感じだと思います。
こんな情報だけで始めるとか無謀にもほどがありますので、NFTについて勉強することにしました。
シンペイ編集長でもわかるNFTアート講座
NFTアートについて
NFTアートとは、NFT技術を活用した唯一無二の価値を持ったデジタルアートのことです。
つまり、どえらい仕組みを使うことで絵画みたいにお金になって、更にパチモンを作ることが出来ないってことね。
・・・・・・・・。間違ってはないけど…。
NFTについて
NFTアートを理解するには、NFTを理解しておく必要があります。
NFTとは、Non Fungible Tokenの略称で、日本語では、非代替性トークンと言います。
改ざんが困難なブロックチェーンによって、NFTの情報や取引の履歴はすべて記録され、これまでの経緯をすべて記録されるのも大きな特徴の一つです。
例えば、Aさんが持っている100円玉とBさんが持っている100円玉の場合は、価値は同じであり、交換することが出来るので「代替可能」です。
しかし、有名選手のサインが入ったユニフォームの場合は、全く同じものが存在しない一点物の価値があり、「代替不可能」となります。
デジタルアートについて
デジタルアートって?
デジタルアートとは、パソコンやタブレットなどのデジタルデバイスを使用して制作されたアート作品のことです。
イラストや絵画だけでなく動画、音楽、ゲームなど幅広いジャンルで様々な作品が制作されています。
デジタルアート自体は、以前から存在していましたが、複製や改ざんが簡単に出来るため、伝統的な絵画や彫刻といった芸術作品のように資産価値を付与することが困難でした。
しかし、新たな技術としてNFTが登場したことにより、デジタルアート作品も従来の芸術作品と同様に、唯一無二の資産価値を付与することが出来るようになりました。
基本的なNFTアートについては理解できましたか?
うん。これで理解もしたし、さぁドンドン描いていこう‼
これだから編集長は失敗ばっかりするんです‼
まだ仕組みを理解しただけで、現在の状況とかちゃんと勉強してください‼
すいません。教えてください。
NFTの現状と将来性
それでは、NFTの現在の状況と将来の展望についてお話します。
当初は、デジタルアート作品を中心に注目されていましたが、現在は、遊びながら稼ぐNFTゲームが注目されており、ゲーム内のキャラクターやアイテムなどを売買出来る仕組みになっています。
今後、NFTの市場規模は、2027年までに「GAGR(年平均成長率)」で35%成長すると予想されています。
プラットフォームも続々と誕生しており、広告塔として著名人、有名人を採用するケースもあり、今後も増加すると思います。
但し、NFTアートが世の中で注目され始めたのは、二、三年前と年月が浅いこともあり、法整備が十分でないため問題点も浮き彫りになっています。
大小様々な問題点があるので、全て書くと大変なんで、個人的に気になる問題点として二点書きます。
一つ目は、ブロックチェーンによって複製や改ざんなど簡単に出来なくなりましたが、それを悪用して、著作権を所有していない人が自分の作品として登録、販売するケースが多く問題になっています。
二つ目は、仮想通貨の高騰です。
NFTアートは、ブロックチェーンを利用しており、売買には仮想通貨が必要となります。
プラットフォームによって利用出来る仮想通貨は異なりますが、利用者が増えることでNFTアートの売買が活発的になるため、メリットではありますが、その反面、利用者が増えることで仮想通貨が高くなっていきます。
個人的には、使用できる仮想通貨が増えたり、異なったプラットフォーム間での売買が可能になることで、特定の仮想通貨だけが高騰することは減るのではないかと思っています。
現在の市場は、ピーク時程の勢いはなく落ち着いていますが、新しい市場だけにこれから発展する可能性が高く、日本においては海外に比べると利用者も少ないので今後の市場拡大に期待が持てます。
今回は、NFTアートの基本的な仕組みと現在の状況と将来性についてまとめてみました。
最後までお読み頂きありがとうございました!
次回は、NFTアートに出品するイラストのコンセプトについてです。