実践NFTアート:Adobeイラレでキャラ画を描いてみよう(3)

前回はAdobeイラストレーターでイラストを描くメリットについて記事にしました。

今回は、NFTアート用「KABUKI CREW」のキャラクターを描いていきます。

三回目となりますのでイラストレーターで描き始める前の作業も慣れたもんです。

まずはキャラクターのベースとなる人物の選別作業を行います。

前回は、狐忠則と弁慶をベースに制作しました。

新キャラクターのベースは「助六」に決定

今回は、古典歌舞伎の演目のひとつである「助六所縁江戸櫻浄瑠璃」に登場する「助六」をベースにキャラクターを描いていきます。

助六の特徴は、紫色のハチマキと傘です。

普通にハチマキを描こうと思いましたが、HIP-HOP要素を入れたかったのでヘッドバンドに変更しました。

紫のヘッドバンドを描きながら、八村選手が所属するNBAの「ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)」カラーなので、何処かにレイカーズNBA要素を入れたいと思い試行錯誤しましたが、上手くいかずやめました。

服装は、今回も同チームですので「Red Angels(赤い天使)」ロゴが入ったセットアップとなります。

MC助六のキャラ画完成

第四弾となる「MC助六」のキャラ画が完成しました。

助六の外見のイメージに紫のハチマキがあったので、ヘッドバンドの色をチームカラーの赤にするか悩みました。

ただ、ハチマキをHIP-HOP要素からヘッドバンドに変更したので、色は歌舞伎要素を残そうと紫色にしました。

余談ですが、助六と聞くと「助六寿司」を連想する方も多いと思います。

実は、助六寿司は「助六所縁江戸櫻浄瑠璃」が由来だと言われています。

助六がハチマキを巻いていることから「巻」を海苔で巻いて「巻き寿司」、助六の恋人である揚巻を「いなり寿司」と見立てて、二種類のお寿司をセットにしたものを「助六寿司」と呼ぶようになりました。

信じるか信じないかはあなた次第です‼

新キャラクターのベースは「鳴神上人」に決定

第五弾は、歌舞伎十八番の一つ「鳴神」に登場する「鳴神上人」をベースにキャラクターを描いていきます。

鳴神上人の特徴といえば、やはりボリューム感が凄い髪型です。

かなり古いですが、ちょくちょくTVなどに映像が登場するので、一度ぐらいは見たことがあるかもしれませんが、笑福亭鶴瓶さんの初期の髪型です。

髪型と同じぐらいインパクトあるのが、 号泣した方も多い劇場版「鬼滅の刃」無限列車編に登場する炎柱「煉獄杏寿郎」と同じファイヤーパターンの衣装です。

基本ベースが歌舞伎なので、特徴的な衣装の場合も結構ありますが、歌舞伎のキャラクターグッズではないので描いていませんが、ファイヤーパターンに限らず、今後の展開として現代の服装に柄として取り入れる構想は既に立てています。

但し、まずは一通りキャラクターを制作してからになるので、楽しみにお待ちください。

鳴神上人は、過去に描いた石川五右衛門同様に髪型を描き上げたら七割は完成のパターンですので作業的に時間がかかることはありません。

服装は、勿論「Red Angels(赤い天使)」ロゴが入ったセットアップとなります。

MC鳴神のキャラ画完成

第五弾となる「MC鳴神」のキャラ画が完成しました。

鳴神の特徴的な髪型にHIP-HOP要素を入れたかったのとボリューム感を強調したかったので、髪にチームカラーのコームをさしました。

余談と言うか、明らかに違うのですが、隈取を描いていると有名バンドのKISSのばったもんのキャラクターを描いている感覚になってきますw

MC助六、MC鳴神の全身イラストはサイドバーにあるX(旧Twitter)のアイコンをクリックするとご確認いただけますので、気になる方は是非ご覧ください。

今回は、イラストレータでキャラ画を描く作業をまとめてみました。
最後までお読み頂きありがとうございました!

次回も引き続きイラストレーターでキャラクターを描いていきます