実践NFTアート:番外編「懐かしのアレ(A.R.E.)は今?」

この冬は、気温差が激しくてクローゼットの入れ替えが大変でしたが、ここ数年で一気に枚数が増えたのがユニクロヒートテックです。

半袖、長袖とものVネックタイプが使いやすいので好んで購入するのですが、特に寒い日はスーツの下にヒートテック上下を着込んで仕事しています。

ある日、歯磨きしながら鏡に映るヒートテック姿の自分を見た時に、シルエットと色が似ているからか何故か急にZOZOスーツを思い出しました。

一時期凄い勢いでZOZOスーツが話題になり、自分も取り寄せようか悩みましたが、結局、殆ど購入するブランドや店舗が決まっているし、体型も変わっていないので手に入れる事はありませんでした。

自分のヒートテック姿を見るまでは全く頭の中から抹消されており、ZOZOスーツの話を耳にする事も目にする事もありませんでした。

ただ思い出したが吉日、現在も使用している方が果たしているのか?

気になって気になって仕方ない状態になったので、漫才コンビ「ナイツ」さんではありませんがヤホーで調べることにしましたw

正確に言えば、グーグルで調べました。

残念ながら、2022年6月23日をもってサービス終了となっていました。

しかし、驚くことに法人限定ではありますが、何とZOZOスーツの後継モデル「ZOZOスーツ2」が誕生していました。

初号機の発表をした時を考えると、サービス終了のアナウンスと後期モデルの発表はそもそも気にしていなかった事もあるとは思いますが全く知りませんでした。

巨額な開発費用がかかっているのにサービス終了した上に後期モデルを制作、しかも法人限定にするとか凡人の自分の頭では理解できずフリーズ状態です。

気になる開発費については、わかりませんでしたが、ZOZOスーツ一着の制作費は約1,000円であることだけは分かりました。

正直、機能を考えると思てった以上に安い金額だなぁとは思いましたが、これは単に一着の制作費だけであり、確かZOZOスーツを手に入れる際に、負担するのが送料代の二百円だった気がしますので、一着毎にマイナス八百円と完全に赤字です。

誰がどう見てもZOZOスーツ単体で考えた場合、やるだけ損なことは明白です。

しかし、ZOZOはZOZOスーツを配りまくりました。

ZOZOって算数出来る人いないの?って小学生の方は疑問に思うでしょうw

しっかり計算できる企業だからこそGOサインを出したんです。

よくニュースや記事などメディアに取り上げられたことを広告宣伝費で換算した場合、何億円とか聞いたことありませんか?

全国レベルで広告を出すとなると結構な金額が必要な上、TV-CMの場合だと放送する局や時間帯によって、フットボールアワーの後藤さんの例えツッコミ「高低差があり過ぎて耳キーンなるわ」ってぐらい金額に差がありますし、何より広告を出したからと言って必ず話題になる保証はありません。

しかし、当時のZOZOスーツのメディア露出は時間帯、媒体など全てを網羅したと言っても過言ではないぐらい取り上げられ軽く億は超えていたと思います。

また、大量に体型を始め個人情報が入手できるメリットもあります。

普通にアンケートを実施しても数に限りがありますし、特に女性の方はサイズを教えるのには抵抗があると思いますので、従来だと入手困難なだけに貴重なデータを収集するメリットを考えると間違いなくプライスレスです。

細かいところで言えば、サイズが不安でネットで購入するのをためらっていた人の不安を取り除くことで売り上げに繋がるでしょうし、服を仕入れる際に一番需要のあるサイズを選択できますので在庫になるリスクを軽減できます。

但し、ZOZOスーツを入手した顧客が計測することが絶対条件です。

当時、実際に手元に届いて計測してみたが上手く計測できないというツイートをよく目にしました。

勿論、ネット上の話ですのでマイナス意見が多いのは当然ですし、話題性があっただけに、調べればキチンとした数字が出てくるとは思います。

今回、自分のヒートテック姿を見て、完全に忘れていたZOZOスーツを思い出したので「あの人は今⁈」的な感じで調べてみました。

今後も自分が気になったことなど、NFTアート以外の記事も書くと思いますが読んでいただけると幸いです。